注文住宅の間取りを作るときに意識すべき生活動線や家事動線とは？

注文住宅の間取りを作るときに意識すべき生活動線や家事動線とは？

注文住宅の間取りを作るときには生活動線や家事動線を意識すべきとよく言われます。これは、文字通りに考えると普段の生活や家事を行う際にその注文住宅内でどのように動くか、動きに無駄がないようにするということになります。自分たちの日常生活で、家の中をウロウロと何度も動き回らないといけないのでは当然ストレスも多くなりますねという話です。となると本当に動き方だけを意識する人も多いのですが、必ずしもそういうことではありません。例えばキッチンを取ってみても、料理は普段一人だけで作るという家庭と、二人以上、場合によっては子供も手伝いをしながらという家庭がありますが、人数によって必要なスペースは異なってきます。買い物は毎日というかこまめにその都度行う人もあれば、週末などにまとめ買いをするのが生活の基本パターンだという人もいます。必然的に両者では食材の保管に必要なスペースが異なってくるわけで、このような点も含めて考えるのが適切です。

コンセントの位置も自由に決められる注文住宅

注文住宅にすると、コンセントの位置を自由に決められるメリットがあります。電源の位置は、注文住宅の場合おまかせにしてしまうケースがありますが実際の生活スタイルをなるべく現実的にイメージして取り付けるのが重要なポイントです。 特に、キッチン周りには調理家電が多いため後から増設しなくて済むように少し多めに作っておくとよいでしょう。又、コードレス掃除機を使わない場合には家の中の廊下などにもつけておくと便利です。意外と後から足りなくなりがちなコンセントは、どのような家電を使うかをイメージして間取りなどを考慮してつけてもらうようにしましょう。 テレビや空気清浄機など、リビングダイニングにも多めに必要になります。近年はスマートフォンやタブレットなど、家庭で使う電化製品が多くなってきていますので従来の間隔よりも少し多く取り付けておくと後から増設の必要がなく安心です。まずは、何を使う予定なのかをリストアップするのがお勧めです。